手を振り合図も… 踏切で特急にはねられ女性死亡

 山梨市の踏切で電動車椅子が動かなくなり、85歳の女性が特急電車にはねられて死亡しました。

 警察によりますと、3日午後7時ごろ、山梨市正徳寺に設置されたJR中央線の踏切で、動かなくなった電動車椅子を押し出そうとしていた最賀まさえさんに新宿発松本行きの特急電車が衝突しました。最賀さんはその場で死亡が確認されました。運転手が気付いた時には遮断機はすでに下りていて、最賀さんは近付いてきた特急電車に向かって大きく手を振り、止まるよう合図しましたが、間に合わなかったということです。警察は電動車椅子が動かなくなった原因など事故の経緯を詳しく調べています。